ストックホルム(5)

ここへ来てから、テイクアウェイなどで済ませていると言っていた夕食ですが、まぁ、仕事が無事終わった日くらい、高くてもなにかいいもの食べたいと思うじゃないですか。

で、これまで仕事とはいえ街を歩き回って、雰囲気よさそうなところ(加えて、一人で居ても別に浮かないところ)に目星を付けてはいたものの、結局は泊まっているホテルのレストランのひとつ、「Die Ecke」というのが実に良いという結論に。

ここだと、部屋から、セーターだけでいけるしね。北欧ならではの気の温もりを活かした、小ぢんまりとした店内は本当にcozy。落ち着くなぁ。

座った席からは暮れゆく空に浮かぶ市庁舎が。

で、何を食べたかというと、レイン・ディア。え?だからレイン・ディアですよ。日本語でいうと?えーっと。トナカイですな。いや、だからトナカイ。え?なんか先日言ってなかったかって?まぁ、まぁ。

だって、メニュー見て、豚だのラムだの鱈だのは、まぁそれはそれで良いにしても、レイン・ディアがメニューに載っていれば頼むでしょうよ。東京じゃあまり食べられないし、まずかったわけじゃないんだから。

でも、今回は瞠目。前回は、実はランチに食べたので、ホットワインは飲んでいたけれども、本格的にワインとは合わせなかった。今回、グラス・ワイン(カヴェルネ・ソーヴィニョン)と一緒に食したら、これが凄い。鹿といっても、しっとり感はウサギの肉に近いか。いずれにせよ、上質のジビエに他ならないではないか。赤ワインと、合う、合う。旨いぞ、これは。

このDie Ecke、ホテルにあるけれども、地元の人にも大変人気があるようで。これは、今度このホテルに泊まらなくても、来なくてはならないレストランが見つかった。思わぬ収穫。
トナカイを食すの図。いやあ、前回も悪くは無かったんだろうけれども、これは絶対にワインと一緒に行くべし。満足じゃ。

さぁ明日からはミラノです。

Tiny Bits of My Life: episode II

Fragments of my thoughts, or the way I perceive the world.

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